吉祥寺で暮らして働くマーケッターの、本と映画と仕事の日記
「ダイハード2」(レニーハーリン監督)
「ダイハード」を見たらそりゃ「ダイハード2」を見なければならない。
いわゆる「続編」もので、屈指の出来映えと呼ばれるのがコレ。
ただ、連日で見直すと、

(1)第1作よりも派手
(2)第1作よりも緊張が続く
(3)しかし第1作の方が味わいがある

といった印象が残った。
なんでかなーと思うに、やっぱりちょっと詰め込み過ぎな部分にあるのだろうか。
あまりにも矢継ぎ早に、休む間もなく、ギューギューにアイデアを押し込み、それを具現化するもんのすごい金が投下された驚異のアクションシーンが連続するんだけれども、そうすると、味が濃すぎちゃうって面が出てくるのだ。
「箸休め」が必要。
桂花ラーメンで言うならば、キャベツみたいな。
味は濃い〜ばっかりじゃダメ、その濃さを味わうためには、「休憩」が必要なんだという、そういう逆説的なものを感じた。

第二作に比べると、第1作は、言って見りゃ「休んでばっか」みたいな感じすらある。
しかし、その「休み」こそが、メリハリをつけた。あの「休み」あればこその「印象」だったのだ。

第二作で思い出すものは、と言われたら、たぶん、ほとんどの人は、例の手榴弾をぽんぽん投げ込まれた飛行機の中から、椅子ごと脱出するシーンを思い浮かべるのではないかと思う。あーりゃ、さすがにすごかった。すごかったけれども、他はどうでしょう? ちなみに、ラストを覚えてますかと言われると、結構ハタと止まるのではないかと思う。実は私は忘れていた。見ながら、ああ、そうか、飛行機のアレかと思うけれども、そりゃーそれですごいアイデアの名シーンには違いないのに、そんなスゴイシーンばっかり他にもたくさんあったんで、印象に残っていなかったりする。だから、たった一つだけ、椅子脱出シーンだけが記憶にあるのではないか。

さらに、1作目でも相当だけれども、二作目になると、さらに目立つ、明かなマクレーン刑事の「過剰防衛」ね。「24」のジャック・バウアー並と言っても過言ではない。
ラスト、飛行機に火を付けるのはいいんだけれども、いや、それいいっけか。やっぱやりすぎじゃんと今になるとやっぱり思う。一応他国の実権を握ってた将軍だしね。その一味が乗ってるとはいえ、飛行機一台いくらするっちゅーのか。よく考えれば、ナカトミビルもぶっつぶしているし。一介の市警警察官がだね。単独行動にもほどがある。管轄外なのに。近代警察は組織捜査がモットーだと室井管理官だって言っている。

私はこういう低次元な、いわゆる「つっこみ」というべきものが、すげー幼稚でするのが嫌なんだけれども、あえて今回はする。マクレーンやりすぎ。
最近の警察モノは、とにかく「違法捜査」を厳罰視するものが増えてきていて、「捜査の妥当性」やら「捜査倫理」とか「組織論理」みたいなものの対立そのものが、テーマとなってきている位なんで、こういう20年前の感覚には、さすがにちょっとひっかかりが生まれる。もちろん非常にうまく作っているからギリギリのレベルだけれども。


しかし、今日は意外と忙しかった。
昨夜から始めた突貫工事の件で、やっぱり一日かかってしまった。
夕飯時にこの一本を見たきり。
明日は打ち合わせで外出と、新規の集計を一本。