「ハリウッドで一番頭がイイ人」に選出された(確か)監督の映画だが、特に頭がイイ感じはうかがえない映画。良い意味でバカ丸出しの映画。良い意味でバカってどうかとも思うが。
主演の俳優の「いかにも40まで童貞」っぽい感じがこの映画の成功のキモ。
まずね、胸毛が童貞っぽい。髪型も童貞っぽい。目つきは言うまでもなく童貞。童貞だから当然、シャツはズボンにin。ベルトも童貞な感じで。
たぶん「結婚できない男」はこの映画が下敷きにあるんじゃないかと思われる。時期的にも。
しかーーーーし、ヒント着想はこっから来たとは言え、その描写の深みやセンスの良い視点、ディティールの演出やらドラマチックな展開その他諸々、あらゆる面で阿部ちゃんの「結婚できない男」の方が何倍も上だと言える。改めて、あのドラマがいかに素晴らしかったかも感じさせる。
優れたテレビドラマはたいていの映画よりもずっと価値がある。
タイトルが示す以上のことはない(タイトルだけで全部がわかる)よくあるハリウッド型コメディだけれども、それは「つまんない」という意味ではまったくない。十二分に楽しめる、ちゃんとしたバカ映画だ。ちゃんとしたバカってのもなんだが。
普通に見れば誰でも気づくが、これは「恋愛コメディ」というよりも、「友情コメディ」だろう。童貞であることは、恋愛ストーリーよりも、大人の友情に強く関与する。もちろん恋愛もあるんだけれども、この映画がまー他と一線を画すとしたら、その点。
社会に出た後の、大人の男同士の友情なんてのは、まー映画やドラマでまずめったに見ることはできないテーマだ。なぜなら、世の中一般においても、社会人になって30、40にもなろうかってのに、男同士の友情なんてほとんど残っていないからでもある。
男と女なら、その辺にいっくらでもある。普通は夫婦だし、あるいは恋愛だし。
物語には、おまけ程度の友達役はいつも出てくるけれども、それがメインとなる話なんてのは、これがほとんど思いつかない。女性同士の友情の話ってのは、これは結構よくあるんだけれども。女性映画なんて名前が付けられるようなタイプ。実際女性同士の友人が集まって飯食ったりなんてのは昼下がりの吉祥寺ランチ風景を見ても、とてもよくあるケースであったりする。
童貞の男を、心からバカにしながらも、まー一応「酒の肴的に」フォローしてやるかという、きわめてリアルな会社の同僚たちの、ゆるくて自己本位な友情的なもの、その描かれ方が、とても印象に残る。
その押しつけがましい、ピュアとは言えない友情っぽいスタンスが、見ていて非常に心地よい。
童貞卒業ストーリーってのは、そりゃあまりにも定石通りで、だいたいそれ自体は昔からハイスクール舞台で何度も繰り返されてきたネタなんだけれども、「大人の会社」の中でも「友達みたいな」感じの関係ってあったらいいね的なテーマであることが新鮮なんだと思った。
主演の俳優の「いかにも40まで童貞」っぽい感じがこの映画の成功のキモ。
まずね、胸毛が童貞っぽい。髪型も童貞っぽい。目つきは言うまでもなく童貞。童貞だから当然、シャツはズボンにin。ベルトも童貞な感じで。
たぶん「結婚できない男」はこの映画が下敷きにあるんじゃないかと思われる。時期的にも。
しかーーーーし、ヒント着想はこっから来たとは言え、その描写の深みやセンスの良い視点、ディティールの演出やらドラマチックな展開その他諸々、あらゆる面で阿部ちゃんの「結婚できない男」の方が何倍も上だと言える。改めて、あのドラマがいかに素晴らしかったかも感じさせる。
優れたテレビドラマはたいていの映画よりもずっと価値がある。
タイトルが示す以上のことはない(タイトルだけで全部がわかる)よくあるハリウッド型コメディだけれども、それは「つまんない」という意味ではまったくない。十二分に楽しめる、ちゃんとしたバカ映画だ。ちゃんとしたバカってのもなんだが。
普通に見れば誰でも気づくが、これは「恋愛コメディ」というよりも、「友情コメディ」だろう。童貞であることは、恋愛ストーリーよりも、大人の友情に強く関与する。もちろん恋愛もあるんだけれども、この映画がまー他と一線を画すとしたら、その点。
社会に出た後の、大人の男同士の友情なんてのは、まー映画やドラマでまずめったに見ることはできないテーマだ。なぜなら、世の中一般においても、社会人になって30、40にもなろうかってのに、男同士の友情なんてほとんど残っていないからでもある。
男と女なら、その辺にいっくらでもある。普通は夫婦だし、あるいは恋愛だし。
物語には、おまけ程度の友達役はいつも出てくるけれども、それがメインとなる話なんてのは、これがほとんど思いつかない。女性同士の友情の話ってのは、これは結構よくあるんだけれども。女性映画なんて名前が付けられるようなタイプ。実際女性同士の友人が集まって飯食ったりなんてのは昼下がりの吉祥寺ランチ風景を見ても、とてもよくあるケースであったりする。
童貞の男を、心からバカにしながらも、まー一応「酒の肴的に」フォローしてやるかという、きわめてリアルな会社の同僚たちの、ゆるくて自己本位な友情的なもの、その描かれ方が、とても印象に残る。
その押しつけがましい、ピュアとは言えない友情っぽいスタンスが、見ていて非常に心地よい。
童貞卒業ストーリーってのは、そりゃあまりにも定石通りで、だいたいそれ自体は昔からハイスクール舞台で何度も繰り返されてきたネタなんだけれども、「大人の会社」の中でも「友達みたいな」感じの関係ってあったらいいね的なテーマであることが新鮮なんだと思った。


