吉祥寺で暮らして働くマーケッターの、本と映画と仕事の日記
花見(5)千鳥ヶ淵&飯田橋→市ヶ谷
昨夜がんばったので、4月3日中に提出の件は、粗々出来た感じ。
朝起きると、極上の花見日和。
(1)快晴
(2)気温16〜19度
(3)風少ない(微風)
この機会を逃す手はない。今日中提出ってのは、あと数時間でできるはずだし。

というわけで、保育園に子供を預けた妻と、朝からまずは九段下・千鳥ヶ淵へ。
10時に家を出て、到着は11時頃。
九段まで車だと高速でも下道でもかなり時間がかかる上、適当な駐車場も思い浮かばないため、珍しく電車でGO。

今日は武道館で法政大学の入学式が行われている。

それにしても、都内ナンバーワン花見スポットはやはりここだ。千鳥ヶ淵。
断然的圧倒的感動的ナンバーワンだ。
かすかな風に少し散り始めの花がまた美しい。
ここは、ホント、散り始めるとスゴイことになるんだよね。

東京一の桜吹雪を堪能して、まだまだ余力があったので、そのまま隣の駅、飯田橋へ。また地下鉄移動。
私は、学生時代は、東西線早稲田駅近辺、社会人一年目からは東西線神楽坂駅近辺に住んでいる。神楽坂→飯田橋はお隣で、徒歩圏内にあると言ってもいい近さでしょっちゅう近辺を散歩していた。たとえば村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」発売時に、その初版を買ったのは、飯田橋ラムラにある本屋である。当時は車なんか持ってないし、免許だってなかったから、ホントあの辺ばっかりトコトコ歩いていたのである。ちなみに、勤め先も市ヶ谷で、学生時代を含めると10年くらい私の生活圏はあのへんだったことになる。

実は妻も、ほぼ同じ時期に飯田橋に住んでいた(当時はもちろん知らなかった)。私が学校を出て神楽坂に住み始めたのと、妻が上京して飯田橋に住み始めたのがほぼ同じ頃。

そういうわけで、飯田橋から市ヶ谷の桜並木のことは二人ともよく知っており、ここを歩くのは、なんというか、桜の善し悪しとはまた別に、非常に昔懐かしい特別な感慨があるわけである。
思えばそれがもう10数年前の話。
ちなみに、この近辺は、それほど変わったという印象がない。
もちろん細かい店の入れ替わりはあったりするが、(たとえば市ヶ谷駅に巨大なスタバが出来ているし、飯田橋のキャナルカフェは店舗面積があきらかに拡大しているし)そもそもこのへんは、結構伝統を重んじる、老舗の多い町なんである。また一方では早くから近代化の進んでいる町でもあったため、そうそうガラっと変わったりはしない。桜並木の下の道はずいぶん歩きやすくなっていた印象だけれども。

帰宅が2時過ぎ。
猛然と残りを片付ける。夕飯後にメールで納品。
今夜は別件の追加作業を行い、また新規の件に手をつける予定。この新規、確か月曜日まで。つーことは、実は結構時間がない。

他に今観ているDVDは「デスパレートな妻たちシーズン3」と「HEROS」。前者は相変わらず圧倒的なストーリーテリング。コネタの使い方が素晴らしく、登場人物たちの個性がますます際だっておもしろい。後者もなかなかいい。まだイントロだけど。劇中にわざわざオタクの日本人を(おそらく非常に重要な役所として)起用していることからも明らかなように、ジャパニメーションの影響が色濃い。
今のところ、強烈な元ネタとしては「AKIRA」と、あとは「幻魔大戦」の影響下にあることは誰の目にもあきらかだ。しかも映画版の「幻魔大戦」ね。つまり、どっちも、大友克洋ということだ。メインスタッフは大友びいきなことであろう。世界中のオタクは、大友の傘下にあると言ってもいいくらいだ。興味がないと言ってる人も、その人が好きな漫画はたいてい大友の影響にあるわけなんで、孫的あるいはひ孫的な影響を結局は受けているのである。大友克洋はやはり偉大だ。手塚治虫より偉大だと思う。手塚治虫はディズニーを超えようとして超えられなかったわけだが、大友克洋は簡単にディズニーを超えて、ディズニーが大友を超えようとしている。